マニュアル

最適化提案の活用

1. AI 提案

「AI」ページでは、大規模言語モデルを用いた改善提案を対話形式で受け取れます。質問例:

  • 「先月コストが急増した理由を教えて」
  • 「停止し忘れている EC2 はある?」
  • 「Savings Plans を契約すべきか判断材料が欲しい」

AI はテナント内のコスト・構成データのみを参照します。他テナントや AWS の他顧客の情報は使用しません。

2. Compute Optimizer 連携

  • 「アカウント」→「設定」で Compute Optimizer の Opt-in 状態を確認できます。
  • Opt-in 済みの場合、AWS の推奨インスタンスタイプと推定削減額を「スペック最適化」に取り込みます:
    • EC2: Underprovisioned / Overprovisioned / Optimized のラベル付き
    • EBS: ボリュームタイプとサイズの推奨 (gp2 → gp3 等)
    • RDS: インスタンスタイプの推奨

保存済シナリオ (What-if 比較)

EC2 / EBS / RDS の推奨一覧でチェックボックスから適用候補を選ぶと、月間削減見込み適用後の月額コストがリアルタイムに集計されます。

  • 選んだ組み合わせは「保存済シナリオ」として残せます (「スペック最適化」→「保存済シナリオ」)。
  • 「DB だけ先に」「全部適用」といった複数案を並べて比較でき、上司や委託先との合意形成にそのまま使えます。

3. 長期割引シミュレーター (契約前の試算)

「長期割引シミュレーター」では、連携済アカウントの EC2 / RDS インベントリを自動で読み込み、適正な Savings Plans / Reserved Instances のコミット額を 1 円単位で試算します。

  1. 対象範囲 (EC2 / RDS / 両方) を選択します。
  2. コミット期間 (1 年 / 3 年) と支払方式 (No / Partial / All Upfront) を選びます。
  3. シミュレーション結果として、月額コスト比較・節約見込み・回収期間が表示されます。
  • AWS 公開料金 API から取得した最新価格を週次で反映
  • 指定サービス割引 (CMIRTD) にも対応

4. Savings Plans 実績 (契約後の効果測定)

「Savings Plans 実績」ページでは、すでに購入済みの Savings Plans が実際にどれだけ効いているかを月次で確認できます。シミュレーターが「契約前の試算」なのに対し、こちらは「契約後の効果測定」です。

  • 当月の 実削減額利用率カバレッジ未使用コミットを KPI として表示します。
  • 直近 12 か月の「オンデマンド換算 vs SP 適用後実コスト」と実削減額の推移、利用率・カバレッジの推移をグラフで確認できます。
  • 稼働中の Savings Plans の構成 (種別・期間・支払方式・コミット額) を一覧表示します。

利用率・カバレッジ・実績データの取得には、連携アカウントの CloudFormation が v5 以降である必要があります。最新版でない場合はサンプルデータで表示位置をご案内し、再デプロイ後に実データへ自動で置き換わります。更新が必要なアカウントは「アカウント」一覧でお知らせします。

営業時間外の落とし忘れを稼働スケジュールで検知する機能は 「EC2 とインベントリ」 をご覧ください。